雑感

www.huffingtonpost.jp

 

というのを見た。

しかしながら、この漫画には大きな間違いがある。

「結婚」「子供」攻撃を仕掛けてくる人達は様々な言葉で圧力をかけてくるが何のことはない/「私が経験したから」/という薄弱な根拠を最強の武器だと勘違いしているだけだ

とある。

それこそ何を根拠にと思う。

言いたいことは分かるが、結局子供を作らない選択が幸せな理由は、子供を育てる有形無形のコストを支払っていないのに老後はきちんと他人が育ててくれた子供にフリーライドできることにある。そこから逃げてはいけない。何故子供が居る人は偉いと考えられるのか。それは社会の宝である子供を個人の負担において育成するからである。

しかも、最後のコメントで

子供を産みたくても事情があって産めない。結婚したいけど出来ない。など、世間で言うところの普通を選択したくても出来ない、にも関わらずそれを理解されず責められる人もいて、そんな人に一瞬でも気休めになれば良いなと思って描きました」

産みたいけど産めない人と、自分の自己実現(趣味)を優先して子供を作らない選択をした人は明確に違う。産めない人にとって一番つらいのはこういう自己中心的な子供を作らない層と同一視されることではないか?やさしい漫画を本人は書いたのだろう。浅いなぁ。